行先はカンボジアで、家族(主人・私・長男当時5歳)で行きました。季節は日本では冬休みに行きましたが、カンボジアは真夏のように暑かったのを覚えています。飲み物もぬるく、冷たい水をすごく高く売っているカンボジア人の周りにはたくさんの観光客でいっぱいでした。高くてもそれぐらいしか水分がないので、皆集まって購入するという感じでした。目的は、私個人的に好きな国なので子供にカンボジアへ連れていきたいと思い観光で行きました。
観光場所は、カンボジアのシェムリアップでアンコールワットのような有名な遺跡を巡ったり、現地の日本語ツアーガイドのおすすめする田舎や観光客があまりいない、一応観光スポットというところを連れていってもらいました。
食事がついているツアーではなかったのですが、連れて行かれたツアー先のレストランのような場所でココナッツジュースだけを飲みました。また、別のホテルがしているツアーに参加したときはお昼ごはんがついていて、観光客しかいないようなレストランでした。お金はツアー代に込みの料金だったのでどれぐらいかは不明ですが、見た目はとてもよかったのですが、正直味はおいしいとは言えない内容でした。現地の人たちが集まるお店の方がよほどおいしかったです。
旅行では、田舎の小さなホテルに滞在したので本当のカンボジア人がどのように生活しているのかというのを見ることができました。観光客が集まるホテルのある周辺では見られない田舎の景色だったり、牛がホテルの前でえさを食べていたりとても楽しく、4回目のシェムリアップでしたが、初めての本当のカンボジアのきれいな景色や生活スタイルを見ることができたと感じました。
また、ホテルでは毎朝朝食がついていたのですが、毎朝違う現地の方が行く食堂のような場所に連れていってもらうことができ、本当の現地の食生活がわかることもできおもしろかったです。それで体調を崩したこともありますが、それも今では楽しかったエピソードの中に入ります。少しお腹を壊してしまいましたが、正露丸を持って行っていたのですぐに落ち着きました。いつも使わないしな、と思いながらもなんとなく胃腸薬と正露丸をカバンに入れて置いて本当に良かったと思いました。
また、ある田舎の観光地で昔旅行をしたときにかなり小さかった男の子がだいぶ成長した姿で同じ観光地内をうろうろしている姿はとても面白かったです。当然相手は私のことを覚えていないのですが、確かに同じ少年でした。ひとりで懐かしい思い出にひたり、成長がうれしかったです。
旅行中とても怖かったことは、レストランでお昼前にランチをしているときに、向いのレストランに靴もはいていない、少し悪い感じの少年たちが違う観光客の家族の前でずっと立っている光景を見ました。レストランの人たちもどこかへ電話をしたり、追い出したりしますが、少年たちはすぐに戻ってきます。その観光客の家族もおびえた表情をしながらも、その少年らを見ないようにしていました。子供にも見ないように伝えて、何を言われても反応しないように教えました。
しばらくするとその少年たちは私たちがいたレストランの方へ来て何かを要求してきましたが、私たちは知らないふりをしていると、レストランの店員が少年らを追い出してくれたので助かりましたが本当に初めての経験で恐ろしかったです。その少年らは毎日観光地の集まるレストラン街にいるようで、現地の人にまでお金をくれと言ってみたり、夜は夜でシンナーを吸いながらうろうろしており、正直いくら観光客が多くても夜はまだまだ危ないのではないかなと疑問を感じました。夜は危なそうな場所には近づかず、団体で動くように心掛ければ大丈夫だと思いますが。