沖縄離島周遊の旅行に行きました。関空から石垣島へ行き、そこから高速フェリーで、西表島?由布島(水牛車)?竹富島を周遊しました。季節は夏休み(7月)で、家族3人(夫・息子)で行きました。目的は沖縄、特に家族全員離島が大好きなので、沖縄の夏を満喫する、海、ビーチ、観光地に行く、リラックスする、グルメ、文化を体験する為と様々な理由がありました。夫は楽器演奏が趣味ですので、夫の欲しがっていた三線を石垣島で買うという目的もありました。

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石垣島では、川平湾、石垣市立八重山博物館、石垣島鍾乳洞、唐人墓などの定番の観光地から、北野武監督の映画「ソナチネ」のロケで使われた久宇良野牧場内のビーチにもレンタカーを借りて行きました。離島周遊はエイチ・アイ・エスのツアーのオプションで行きました。(このオプション付きという事でツアーを選びました。)

西表島ではマングローブクルーズ、その後水牛車乗り場までは観光バスで移動しながら島内観光。西表島から由布島へは水牛車で海を往復。竹富島でも水牛車観光と島内を観光バスで観光しながら、カイジ浜の星砂ビーチに行きました。食事は、由布島で昼食付きでした。石垣島での食事は、夫と息子は肉が大好きですので、事前に石垣牛の食べられる焼き肉店とステーキハウスを食べログなどで調べて、人気店を予約していきました。

旅行で面白かった事は、西表島から由布島を水牛車で往復する間、水牛が大便をボトボトと海にしていた事です。その数100m先のビーチで新婚カップルがラブラブで写真を撮っていて、そのコントラストに笑ってしまいました。竹富島での水牛観光も面白かったです。

とにかく7月の真夏で物凄く暑かったので、水牛車を牽く水牛がやたらと休みたがり、観光ルートでちゃんと木陰がある場所を熟知していて、そこで止まり、休もうとするのです。賢いなー!!!と思いました。それに、水牛って物凄くキャラが濃いなと思いました。それぞれ、凄く性格が違う感じで、個性があるというか。表情や目の大きさなども違い、とても興味深い生き物だなと思いました。

水牛がらみだと、水牛は働いていない時は、専用のプールというか、池というかがあって、そこで水に浸かってのんびりしているのです。その風景が何とものどかで見ていてほっこりしました。あと、西表島でマングローブクルーズの後、観光バスで由布島へ渡る水牛車乗り場に向かう途中、イリオモテヤマネコがいないかと必死に家族みんなで探したのも楽しかったです。

夫婦ともに北野武監督の作品が大好きで、映画「ソナチネ」はその中でも特に一番好きな作品でしたから、ロケ地となったビーチに行った時はもう感動で涙が出ました。その時点でもう25年ほど前の作品だったのですが、ロケ地となったビーチは映画で撮影された時と全く変わってなくて、それも、本当に感動でした。

ああ、ここは自然のまま残されているんだな・・・。ずっとこのままであって欲しいな。・・・と物凄く感慨深いものがありました。しかし、このロケ地にたどり着くまでは大変でした。まず、ホテルでは私有地だから所有者の許可をとらないといけないという事で、ホテルから電話してもらいましたが、連絡がとれず。とりあえず行ってみる事にしたのですが、周囲に誰も人がいず、隣のダイビングショップの人に所有者について聞いたら、「ああ、勝手に入っていいよ。牛が逃げないようにゲートだけはしっかり閉めたらOKと。」入って行ったら、牧場の人がいて、何か言われるかな!?とドキドキしましたが、会釈され、ほっとしました。しかし、ゲートからビーチまで凄い山道?で、目印もありませんし、よくたどり着けたな?と。大冒険でした。